両刃と片刃

刃物での両刃、片刃という言葉には二つの意味があり、非常にややこしいです。

ひとつは、刃体についている刃が、両側についているか片側についているかを表すもの(例 : 両刃=剣 片刃=日本刀)

もうひとつは、刃先の刃の付き方を表すものです。ここでは、こちらの方の両刃、片刃について紹介していきます。

ナイフには両刃と片刃の2種類の刃の付き方があります。
どちらがいいかは用途によって変わってきますし、自分の使い心地も関係してきますので、一途にはいえません。

用途のよって変わるとは言いますが、具体的にはどう変わってくるの?と思う方もいるでしょう。
一般的に市場に出ている刃物の使い道を考えてみると、だんだん分かってきます。

   【両刃の主な刃物】

  • 両刃鉈
  • 三得包丁(文化包丁)

 などなど・・・。


   【片刃の主な刃物】

  • カンナ
  • 彫刻等
  • 片刃鉈
  • カミソリ
  • ハサミ(ジャンルとしては異端に感じるが、、要は片刃が対になっている)
  • 刺身包丁
  • 出刃包丁

 などなど・・・。

こうやって思いつくままに書いてみると分かりますが、日常生活では片刃の方が種類が豊富
結構メジャーな存在のように思います。

では、両刃と片刃の用途の違いとはいったい何なのでしょう?

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